蓄電池のメリット・デメリット
蓄電池は、太陽光パネルで発電した電気を貯めておくもの。電気を貯めておくことで、夜間電気を買わずに済む・非常用電源になるといったメリットがあります。
ここでは蓄電池のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
蓄電池のメリット
電気をほぼ買わなくて済むようになる
電気代は年々上がっています。東京都の電気代は1年で4,300円以上も値上がり(※1)したそう。この流れは今後も続く見通しです。
それに対して、家庭で発電した電気を電力会社が買い取る際の価格は、2009年から2022年で半値以下に下がっています(※2)。
つまり今、電気は「買うには高い、売るには安い」状態です。
この時代、電気代を抑えるには「自宅で必要な分だけつくって使う」のが正解と言えます。
蓄電池を設置すれば、余った電気を貯めておき、夜間に使えるので、電力会社から電気を買う必要がほぼなくなり、お得に暮らすことができます。
売電収入につながる
電気代は時間帯によって変わるもの。電気の需要が高い昼間には高額で、需要が低い夜間には昼よりも安価になります。
「FIP」という電気を売る制度を活用して、昼間に電気を売ることで収入を得られます。
災害・停電時の安心感が大きい
蓄電池があれば、昼間に貯めた電気を必要な時に使用することが可能です。そのため、停電時や災害時でも一定時間電気を使えるようになります。
夜間に使い切ってしまっても太陽光発電があればまた昼間に貯められるので、セットでの活用がより効率的になるでしょう。
蓄電池のデメリット
設置スペースが必要となり、貯めておける量も限られる
近年小型化が進んでいるとはいえ、蓄電池の設置にはある程度のスペースが必要。一般的には、結露しにくい場所に大型の空気清浄機程度の広さが求められると言われているため、事前に確認してみてください。
また、製品の容量に応じて貯蓄量も変動しますから、予算やどれだけ使うかによって検討することが大切です。
充放電回数に寿命がある
バッテリー等と同じく、蓄電池にも寿命があります。この限界は「充放電回数」によって設定されており、メーカーごとに保証内容も異なるため、注意が必要です。
購入の際は初期費用も含め、しっかりと吟味したいですね。
今後の電気代のために…いま蓄電池を導入するのがお得
このように、蓄電池には注意点もありますが、電気代の節約には大きく貢献してくれるものであることが分かります。
売電より自家消費をメインとした考え方も普及しつつあるため、太陽光発電を取り入れる場合は、蓄電池もセットで導入するのがお得だと言えるでしょう。
設置業者2選
東京都内にある蓄電池設置業者14社を徹底調査し、上記2点を押さえている業者をピックアップしました。
その中でも、提案から施工まで一貫して対応してくれる2社を詳しく紹介します。
提案と施工で会社が分かれていると、「契約時に聞いていたことと実際の施工内容が違う」といったことが起きたり、無駄な費用がかかったりします。シミュレーション通り、かつできるだけ費用を抑えて設置するには、一貫対応できる業者がおすすめなのです。
ここでは、2社それぞれがどんな人におすすめか、またそのサービス内容を解説しています。
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※Googleで「東京 太陽光発電 設置業者」(2023年5月19日)、「東京 蓄電池 設置業者」(2023年8月2日)と検索し表示された、公式サイトのある業者14社すべてを調査。(東京に位置しない、施工エリアが明記されていない会社は除外)
プランニング・補助金申請代行・施工・アフターフォローまで、ワンストップで対応可能、かつ取り扱いメーカーが明記されている2社を紹介しています。(東京の施工に対応しているか不明な会社は除外)

